人を育てるということ
小さな天才の芽を大きな幹に育てたい
全国の子供たちの天才の芽を発見し大きく育てていきたいのです。
HGMで子供たちを指導していると、子供たちの成長が手に取るようにわかります。
勉強ばかりさせて学校のテストの点数にだけフォーカスしていた自分を振り返り、反省の毎日です。
HGMでトレーニングをはじめると
HGMを初めて最初の頃は、与えられた情報を鵜呑みにして世の中に対して何の疑問も持たない状態です。
それがしばらくすると自分で調べてみるという姿勢になります。
しかしそれも最初の段階では、まだ調べた事で満足してしまい、調べたことに関して何の疑問も持たないのです。
調べた事を鵜呑みにしちゃう状態です。
その後、調べながら調べた事に疑いを持ち始めます。
ツッコミを入れながら検索している状態です。
そうなるとなかなか騙されない子供になります。
育ち始めた天才の芽
たとえば、マスクが不足しているというニュースから、あれこれ調べているうちに
中国のマスク製造業者に「うちのマスクはすごいですよ」と宣伝して自社の製品を買わそうとしている日本と中国の合弁企業を発見し、
「なぜ自社の製品をそのまま市場に出そうとしないのか」という疑いを持っていました。
「消費者に届くまでに、間に人が入れば入るほど値段が上がるのにどうしてだろう。」という疑問です。この子は中1です。
今中3で受験真っ只中の男の子が、気分転換に調べたものが非常に面白いです。
新型コロナウィルスによる経済への影響を調べて自分なりに考察したり、血液型には昔はC型があったということを調べてみたり、
現在上場している地銀の約6割が業績悪化に転じた事を知っています。そして株価の動向をニュースと結びつけて見ています。
うちの塾ではないですが、HGMを受講している広島市の男の子(中1)は戦艦が好きでずっと継続して調べています。
驚いたことに、日本の戦争中の新聞をネットで探してきて、今残っている資料と当時の報道とを比較しているのです。
そしてミッドウェー海戦当時の新聞を探し出して時系列で考えているのです。そしてメディアというものの危険性について気付いています。
まるで大学生の研究です。
でも、どの子も本人にとっては好きでやっているだけであって、遊びなのです。
こういった子供たちがどんどん育っています。
私達大人も、世の中に疑問を持って、考える大人にならなければいけないと、子供たちの成長を見ながら我が身を振り返ります。
学校のテストの点数も大切だけれど、人を育てるという事はこういう事なのだと過去の私に伝えたい。
成績だけが良くて、こういう考え方、世の中の見方は出来ずに、言われたことをそのまま信じる子供たちに育ててはいけません。
誰かに使われる性能の良い機械のような労働者に育ててはいけません。
自分の子供には、自分の意思で自分の人生を決定し、死ぬまで大いに楽しんで人生を送ってほしいと思いませんか?
自分たちもそうでありたいと思いませんか?
この輪を大きく日本中に広げていきたいと思いませんか?
私達にはまだまだ力がありません。
HGM第一期生の皆さん、みんな天才化機構会員の皆さん、学習塾広学、自立学習塾ガビットで学ぶ塾生と保護者の皆さん、そしてこのブログを読んでくださって共感してくださる全国の皆さん
私達に力を貸してください