天才化するぬか漬け茶会広島4.22報告
みんな天才化機構では、月に1度はゆる~いお茶会を開催して行きます。
このお茶会では、食事のことや育児のことなどをゆる~い感じでお話していきます。
ゆる~いのですが、料理は本格的です。(ぬか漬けですけど)
今回の写真を紹介しますね。
ええ?って声が聞こえて来そうですけど、これは全てぬか漬けです。
一番人気は鶏の胸肉でしょうか。絶賛されました。
鶏胸肉は火を通すとパサパサになって美味しくありません。
そこで、糠の力と低温調理です。
更に、ぬか漬けタルタルソースを添えれば絶品です。簡単に作れるレシピを添えておきますね。
低温調理鶏胸肉とぬか漬けのタルタルソース風
- 鶏胸肉は皮や余分な脂身や筋を取って軽く両面に塩を振ります。
- 1を30分程度常温で放置しておくとお肉の表面にうっすらと水分が出てきます。これは丁寧に拭き取ります。
- キッチンペーパー(またはサラシ)に胡椒などお好みのスパイスを振ります。
- 3のスパイス付きペーパーに胸肉を包みます。
- 4にぬか床の糠を塗り塗りします。「美味しくなぁれ!」と声をかけます。
この時に、身の薄い部分には糠を塗りません!(ちょっとしたコツです)
- 真空パックして30分程度おき、低温調理の鍋に放り込みます。
今回は61℃で60分!
- 60分経ったら鍋から出して、そのまま放置して粗熱を取って冷蔵庫へ。この時も「美味しくなぁれ!」の声かけです。
- しっかり冷えたらパックから取り出して、キッチンペーパーを丁寧に外します。(お肉に糠がつかないように。ついても大丈夫ですけど)
- 適当に切って盛り付け。
- ソースはぬか漬け野菜を適当にみじん切りして、ぬか漬けゆで卵やみじん切りにしたタマネギなどと、ヨーグルト、お味噌、お醤油、自家製マヨネーズなどと和えてタルタルソース風にしました。
あとは美味しく食べるだけ!
私たちの腸内細菌は3万種1千兆個。体重60㎏の方の場合は、そのうち2㎏が腸内細菌さんです。この多様性が重要です。
TVなどで、「生きた菌を腸に届ける」などの表現がされておりますが、生きた菌を腸に届けるなんてもってのほか!
それどころか、単菌を培養したヨーグルトなどが体に良いわけないのです。
1種類の膨大な量の菌が入ってくると、腸内細菌の多様性が崩れてしまいます。だからこそ多種の菌の力で発酵したぬか漬けが大事です。
お母さんが手で混ぜたぬか床であることがとても重要だと思うのです。
ここではヨーグルトとぬか漬けを合わせることで、多少なりとも多様性を維持するレシピとしました。
ぬか床はしっかりと手で混ぜましょう。手入れです。お母さんの手、家族の手、お家の中で共生している小さな微生物たちとコミニケーションをとりましょう。
しっかりとしたぬか床を持つだけで食卓の彩りが激変します。
さて、美味しいぬか床を維持する為に大切なのは、適正な塩分を保ち、ぬか床の固さを調整することです。
野菜を漬けるとどうしてもお水が出てきてぬか床が緩くなり、塩分濃度が下がってしまいます。
漬け込んだお野菜を出すたびに、適量の糠と塩を足すことです。
ぬか床に溜まった水分を捨てるのは実にもったいない。糠を足し塩を足しながら維持しましょう。
美味しい食卓は楽しさの源泉でもありますし、何より会話が弾みます。
明るい会話の家庭で育つ子は頭が良くなります。
天才化の為にもぬか漬けを。各家庭にぬか床を。
みんな天才化機構は100万人の天才を創出します。
だからこそ食育にも力を注ぎます。