幸せになりたいなら
幸せになりたいなら
もっと自分を大切にすることを考えれば良いのではないでしょうか
自分にとっての幸せって何なのかを真剣に考えたことがありますか?
日本人の美徳
日本人は思いやりがあって、いつも他人に敬意を表していて、災害の時にも冷静に行動できると外国の方から誉められることがあります。
私たちは自分自身の楽しみよりも、集団生活の中で他人に迷惑をかけないことを重視しています。
日本人のこういうところを私は誇りに思っています。
しかし学校でもどこでも、集団ということにフォーカスが置かれ過ぎていて個を育てるという機会が、もしかしたら少ないのかなと思います。
他の人を基準にしてしまう癖
身近な誰か
例えば、友達と買い物に行った時、自分は気に入った商品でも、誰かが「それ、かわいくない。」と言ったら、何となく買うのをやめてしまうことってないでしょうか。
価値の基準を自分ではない他の人に置いてしまっているのです。
他にも兄弟姉妹の関係にあらわれることもあります。ついつい比べてしまうのです。「お兄ちゃんは〇〇だったのに・・・」「妹は〇〇なのに・・・」
学校でも、会社でも、常にだれかと比べられているので、そんな思考になってしまうのは当たり前だと思います。
行列にならぶ日本人
食べ物の好みやダイエットなどでも同じようなことが言えます。
自分の味の好みに自信がないのか、ちょっとテレビで紹介されると、そのお店に長い行列ができます。
何でもかんでも、自分の中に価値の基準というものが十分に育っていないので、専門家と名前がつく人の言う事をすぐに鵜呑みにしてしまいます。
〇〇が体に良いというコマーシャルにすぐのってしまいます。
自分に価値の基準がないので自分の判断に自信がなく、大きな集団の中に居れば安心なのです。
顔が見えない集団と自分を比較してしまうと・・・
偏差値
先の例のように、価値の基準が“見えない大勢”になるときがあります。
私がよくそれを感じるのが偏差値です。日本中の受験生の中での自分の位置を知るということには便利なのですが、自分自身が本当に進歩したのかどうかを測るには、それを鵜呑みにしたらヤバイなということは感じています。特に私立大学入試の時には偏差値ってアテにならないなと感じる事が多いです。
社会を恨む
姿の見えない大きな集団に価値基準を置いてしまうと自分自身の幸せというものが見えなくなるのかなと思います。
私は10代から20代にバブル景気を経験しました。
しかし私はバブル期でも負け組で非常に貧しい時代を過ごしました。同世代の人たちは努力せずして恵まれていて、そのあまりの落差に、劣等感と「自分だけが何故」という思いでいっぱいでした。
でも今から考えたら、私のような境遇の人はバブル期にもたくさん居たはずで、そこまで特別なことではなかったはずです。
当時でも助けてくれる人がいなかったわけではないですし、楽しいことが無いわけではなかったのです。
それに何より、自分自身にフォーカスすると、辛い中で努力することで、あれほど成長した時期は無かったと思います。
簡単には言えませんが、無差別殺傷事件など、不特定の人たちの集団と自分を比べた結果なのかなと思います。
自分自身の成長にフォーカスすれば、辛さも反転できるのですけどね。
他人と比べることで見えなくなるもの
自己否定+謙遜癖=?
いつも他人と自分を比較していると、昨日よりも今日、成長している自分が見えなくなり、「あ~自分はダメだ。」と自己否定ばかりするようになります。
その自己否定に謙遜癖も伴うようになると他者に合わせてばかりの人間の出来上がりです。
でも、そればかりだとストレスがたまる一方。
そして自分に自信が無いので誉めてもらいたがる、認めてもらいたがるようになって逆に自分の存在を誇示するようになったりもするようです。
でも結局のところ、いくら誉めてもらっても自分の不安は他者の言葉では埋められないのです。
自分を知って自分を肯定すること、自分の幸せ、自分の人生の目標は何なのか、そんなことを考えて生活している人はあまりいません。
もっと自分を見てあげよう
いつも誰かと比べていると自分自身を見失い、自信を無くし、幸せを感じられなくなります。
そしてネット上にはびこる偽物情報に左右されやすくなります。
顔の見えない集団に所属しようとします。
なかなか幸せを感じられないのは、実はあなたがあなた自身を大切に考えていないからなのではないでしょうか。
あなたはあなたの価値の基準を持っていて良いのです。
誰かから言われた価値観で生きていませんか
人生は1回きりです。最初からやり直しなんて出来ません。
自分自身の幸せとは何なのか、人生を終えた時に心から満足だったと思えるように、自分の価値観をもっと信頼して、もっと自分を大切にしませんか。
あなたにとっての幸せとは何ですか?
大企業に入社できれば安心で幸せですか?
でもあなたのその価値観は誰かから言われたことではないですか?
お金があれば幸せですか?
世の中に出回っているお金の量は増え、お金自体の価値はどんどん下がっているのは中学生で習います。
高校生になるとお金自体に価値は無いことを学びます。
それなのに、なぜ私たちはお金を追いかけているのでしょう。
価値ある人生を
なぜなのか・・・
私たちと一緒に学びませんか?自分自身をもっと大切にするために。
会社で賃金を得ることに価値を置きすぎた若者は、働きすぎてとうとう自殺してしまいました。
会社よりもお金よりも、もっとわたしたちには価値があるのです。
お金以上の価値を生み出す、私たちはみんな天才なのです。