毒親
親が嫌い!
でも、ちょっと冷静に(^^)/
- 酷いことを言われた!
- 常に嫌味を言われ続けている
- 殴られた!
親との軋轢、いろいろあります。
けれども、それは記憶を増幅させているだけかもしれません。
嫌な事を強烈に覚える脳の機能のせいかもしれません
1年間365日として、お父さんお母さんに酷い事を言われたのは、実際は何日あったでしょうか。
普通のご家庭だと、そんな日は数少なくて、圧倒的に大切にされていた日数が多い筈です。
しかし人間の脳は「嫌な事をよく覚えている」という機能があるので、圧倒的に嫌な事の方を強く覚えていて、更に何度も思い返して怒りを増幅させていきます。
感情のダブルバインド
人は自分の感情に気付くと、その感情を増幅させてしまいます。
泣いている時に自分は悲しんでいると自覚すると悲しみが増幅します。
怒っている時も同じです。自分の怒りを感じて更に怒りを増幅させます。
親が嫌いという人は一度冷静に考え直してみると良いかもしれませんね。
親を責める=自分を責める
親の事を悪く言うと自分の事を悪く言っていると脳は認識します。
なので親の事を悪く言うのは控えましょう。
自分を責めているのと同じになってしまうからです。
自己肯定感を下げ更に繰り返し怒りを増幅させることによって自分の潜在意識に刷り込みます。
怒りの世界が自分に相応しいと脳に教え込んで、その世界を実現させてしまいます。
子どもは親の写し鏡です。
私は小学校や塾、みんな天才化機構で数多くの親子を見てきましたが、どの子も親御さんの良いところも悪いところも2倍くらいにした感じです。
我が子に困っていたら親の自分が悪いですし、親に困っていたら子どもである自分にも同じところがあると思って間違いありません。
嫌な親、辛く当たられることもあるかもしれません。
そしてとっても悔しいと思いますが親の事を悪く言うと自分を貶めていることになり、自己肯定感を下げ、人生下り坂となります。
毒親もそうやってしか人生を歩んでこられなかったんだなと思うと、少しは許せるかもしれませんよ