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摩擦を恐れるな!貴方の人生を変える方法

摩擦を恐れず、言いたい事は言おう!

人生は思い通りに運びます。今、もしも貴方が苦しい人生を歩んでいるなら、私の経験が役に立つかもしれません。
人間関係に悩み、思った事、感じた事を飲み込んでいるとしたら、摩擦を恐れずハッキリ言った方が良いです。

悲しさを心にしまい込んだ10代と20代

「出ていく時は、この子を置いて出て行きなさい。」
長女を出産し退院したその日、誰も居なくなった部屋で姑が私に言った言葉です。
当時まだ24歳、農家の長男の嫁で義理の家族と同居していた私は、新しい家族との生活に慣れるために必死でした。おまけに義理の弟はグレて家庭内暴力。息子たちを甘やかす義母に、まるで家政婦のような扱いをされていましたが、当時の農家の嫁はどこのお宅でもだいたい似た様なものでしたし、私には統合失調症の兄がいたので、実家には私の居る場所はありませんでした。
なので離婚しようなどとは思ってもいませんでしたから、そんな事まで何故言われるのか。私の事が余程嫌いなのだろうと大きなショックを受けました。姑は、貧しい家庭に育ち、精神病院に通う兄弟がいるような嫁は気に入らなかったのでしょう。

私が16歳の時、20歳で統合失調症と診断され薬を飲むようになった兄は、家の中でも街中でも変な行動をとるようになり、誰からも疎まれる存在となっていました。私も家族も、兄が迷惑をかけたであろう人たちから何かを言われる度に、黙って謝るしかない日々を過ごしていました。私たちのように弱い立場の人間に目をつける輩もいて、何ら関係もない人が面と向かってバカにしてくることもありました。そんな生活を続けるうちに、何か理不尽な事や悲しい事があったとしても、黙って心の奥にしまい込むようになっていました。自分の悲しさや苦しさを誰かに話したところで理解される訳がないと思っていましたし、話したとしても父や母を悲しませるだけだと思っていたからです。

出産後に姑に言われた言葉も、夫にも誰にも話すことはありませんでした。生まれたばかりの我が子を抱いて、ただ悔しさに泣くだけでした。何故なら、夫は私よりも自分の家族の方が大切なのだと、それまでの生活で身に染みていたからです。婚家にも実家にも居場所が無く、子ども一人を育てる自信もなかった私は、何があっても我慢して、何が何でも我が子を立派に育てると決意した日でもありました。

何だか暗い話ですね。でも暗い話では終わりませんから安心してください(^^)

当時の私へのアドバイス

当時の私へ、今の私からメッセージがあるとすれば「貴方の努力は立派に実りましたよ。貴方の娘はとても親孝行に育ちましたよ。」ということ。「貴方に辛くあたっていた舅も姑も、最期には貴方に感謝して亡くなりましたよ。」ということです。

そしてアドバイスがあるとすれば

  • 思った事は遠慮しないで、ちゃんと言えるようになりなさい。
  • 摩擦を恐れてはいけません。

ということです。もしかしたら多くの方に当てはまるのではないかな?と思います。

摩擦を恐れるな。言いたい事は言おう!

今から考えると、しょーもない事で泣いていたのだなと思います。卑屈になっていた自分が悪かったのです。勝手に自分の中に閉じこもって泣くだけで、自分の人生を拡大していくような視点が無かったのです。マジで大バカです。人生がもったいない!
あの時、姑に対して「どうしてそんな事を言うの?」と聞けば良かっただけなのです。そこで一旦は摩擦が起きるかもしれませんが、それで理解し合えないようであれば、自分の人生には必要のない人だと判断し、そのようにお付き合いすれば良かっただけなのです。兄の事でバカにしてくるような人たちに対しては、心の中にためておかずに「お前、酷いヤツだな」と言えば良かったのです。そうすると相手も何か学ぶものがあったでしょう。本心を言わずに心の中で、相手を酷い人だと思い続けるのは、相手に対しても自分自身に対しても誠実な態度なのか考えてみて?と、今の私だったら、そうアドバイスします。

多くの人は、摩擦を避けて、どうにか丸く収めようとする癖がついています。言いたい事も言わずに飲み込んでいるのは、そのレベルに居続けることになります。発展はありません。勿論これは、わざわざ誰かに心無い事を言えと言っているのではありません。会社やプライベートで何か理不尽な事を言われたら、自分が思っている事を相手にちゃんと伝えた方が良いです。時々、相手の言う事があまりにも理不尽すぎて、驚いて言葉が出なくなる時もありますが、自分の主張を言えないと人間関係にドハマりします。

学校では「相手の気持ちを考えて」と言われ続けます。しかし、相手の気持ちなんて本当には解りません。考えたつもりでも大外れかもしれないのに、何を勝手な事を指導しているのかと、今となっては思います。この言葉に縛られてしまうと自分の思考や行動範囲、人間関係の発展は極端に狭まります。それに、相手に遠慮せずズケズケものを言ってくる人に負け続けることになってしまいます。

虐めをつくっているのは誰か

「人を傷つける言葉を使うのはやめましょう」という指導、もっともだと思うのですが、よく考えてみると、単純に学校の指導に賛成というわけにもいかない面もあります。
大人の言うことをよくきくお子さんは、素直にそれを守ります。そして他のお子さんからバカとか死ねとか言われると相当なショックをうけてしまいます。けれども、バカとか死ねとか言うお子さんが本当に悪い子なのかというと、それは違います。子どもは悪い言葉から覚えます。そして悪い言葉を使いたがります。それが自然な姿なのです。なので、どちらが悪いとも言えません。

しかし、この状態が極端に強まるといじめ問題に発展します。こうなると一体だれが悪いとあなたは思いますか?これを引き起こしたのは誰でしょうか?
学校では、もっと摩擦を生み出す指導を開始しています。先生達は学校でもっと問題を起こして自分たちの首を絞める指導を始めています。気付いているのでしょうか。

チクチク言葉

今、学校ではチクチク言葉というのを教えています。相手を傷つけるであろう言葉のリストがあるようです。驚いたことに、”おしり”という言葉は聞いている人を傷つけるかもしれないチクチク言葉なのだそうです。なので”おしり”の事は”臀部”と言えと指導しているそうです。なんとバカバカしい。

よく考えてみてください。子ども達にチクチク言葉のリストを覚えさせて使わないように指導すると何が起こると思いますか?おしりという言葉は相手を傷つける言葉だと学校で習って、それを真に受ける子どもがいたとします。すると私たち大人がおしりという言葉を使うと、傷つけられたと思う子が出てくるということです。
きっとチクチク言葉は摩擦を恐れての対策でしょうが余計な摩擦を生み出すことは目に見えています。学校教育は何を意図しているのでしょうね。バカ、ちび、デブ、ブス たったこれだけでも世の中に摩擦を生むのですよ。それをリストまで作って増やそうというのですから、物凄い大バカだと思います。摩擦を恐れるなと指導すべきだと私は思います。

死ね!このどチビブス!と言われても傷つかないメンタルを育てた方が良いです。笑
学校の先生達はバカな事を繰り返していないで、こぞって私の弟子になりなさい。ホントにアホかと思います。

※水島新司作 ドカベンより

職場でのアレコレ

職場でも似た様なことが起こります。自分の言いたい事をズケズケ言う、声の大きい人にやられてしまう件です。そういう人は相手が反論できないところで多くの人を巻き込んで、自分の主張を言いつつ相手の悪口を広めます。こういう人は組織をダメにします。たとえ仕事ができたとしても辞めてもらった方が良いタイプです。こういう人にもハッキリ言いましょう。もしも、そういう人に悩まされているなら(というか、会社勤めはそういう事の連続ですよね)経済を誰かに委ねる生活はサッサとやめて、自分で稼ぐことを視野に入れる方が良いです。そんなの自分には無理だと思わないでください。誰にでも出来ますから。

思ったことは遠慮せず言おう!

摩擦を恐れるな!

 

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