同じ未来が見えること
同じ未来が見えること
やりたい事や成し遂げたい思いは言語化する必要があります。
自分がやりたい事にピントが合ってますか?
やりたい事があやふやだと言語化はできませんよね。
言語化できないということは他人には全く伝わらないということになります。
「仕事を大きくして儲けたい」「幸せで自由な生活がしたい」
多くの方がそのように思いますね?
でもそこまでの方が殆どです。
みん天でのコンサルティング(法人向けサービス)は【言語化】に徹底的に拘ります。
会社組織であれば、経営陣も従業員も同じ未来の映像が見えるまで徹底的に言語化してしまいます。
組織が一丸となったときは本当に強いのです。
日本で一番売れるかも知れない旅行チケットの案
夢や目標を現実にするセミナーなどで聴講者に対して質問するのですが、「一日何も制限がなかったら何をしますか?」
すると「南の島でのんびりしたい」などと答える人が居ます。あるいは「どこか遠くへ」のような答え。
多くの人が「どこか行きたい」と思っているんでしょうね。
もし・・・
多くの方が潜在的に「どこか行きたい」と思っているなら、【どこか行きチケット】を商品化すればよいと思いませんか?(笑)
ところが、「どこか行きたい」など、願望が明確でない方でも、現実に対しての批判はしっかりできます。
会社の悪いところ、上司の悪いところ、政治の悪いところ・・・
なので、【どこか行きチケット】はクレームの嵐になるのです。
ここで解るのは、多くの方は未来に思考を向けるのが下手糞で、現実ばかり見て生活しているのだろうということです。
現実は刻々と過去になる
現実というのは認識した瞬間に過去になります。
多くの方は自分のやりたい事が定まらないので、今の現実もやりたい事に沿った行動にはなりません。刻々と過去に流してしまい、何も起こらないまま歳を取ってしまいます。
これが多くの人が味わっているダメな現実です。
未来が見える人はそこが違います。
やりたい事が明確であるという意味は?
やりたい事や成し遂げたい事が存在できるのは、そのこと自体がまだ起きていない未来の事だからです。
未来の事を明確に決めてしまえばよいのです。
想像のエネルギーは時空を超えて存在できますから、未来の事を今味わってもよいのです。
脳みそは現実と想像の区別はありませんし、時間の概念もあやふやです。
未来の事を明確に決めて言語化し、仲間との共有をしてみてください。
これは”願えば叶う”など、巷で言う引き寄せではありません。明確に決めて言語化し、それに沿って行動するからこそ、想像のエネルギーが他の人を巻き込んでシナジー効果を産むだけです。
実にシンプルな物理現象です。
仲間と一緒に同じ未来が見えるなら、それは既に動き始めています。
同じ映像が見え、同じ喜びの感情が沸き立つように、やりたい事を言語化して語らってください。
何もないところから始まった夫婦の話
とある夫婦。仲良く暮らして娘さんも育て上げたが、奥さんの病気の発覚から都会暮らしを捨てて田舎移住。
我々が出会ったのは、彼ら夫婦が古民家をなんとか改修し、とりあえず住める状態になった頃。
「この田舎でどうやって生計を立てていくのか不安です」と言っていました。
私は彼ら夫婦と一緒に計画を立て始めました。(と言っても計画を立てるのは彼らであり、私はサポートを行っただけだが)
幸いにも彼ら夫婦は芸術的才能にあふれており、イメージの力をうっすらとは理解していました。
- 蔵を改装してカフェ事業をスタートさせる(かまどを置いてイベントを行う)
- 地元の産品のデザインを行い、地元に貢献する
- 単なるデザインではなく、人的交流を楽しみながら街興しを楽しむ
- デザインしたものをコンクールに出展して入賞する
- 地域で一番頼れる人となる
その他にも色々と考えました。(こんな箇条書きではなく、もっともっと詳しく緻密な計画)
たったの3年でこれらは全て現実となりました。3年を機に新たな目標のセットアップを先月行い、既にその成果が現れ始めました。
旦那さんがコンクールに入賞し喜んでいたら、今回奥さんもコンクール入賞。蔵のカフェでは部活動のような様々なミニコミュニティーの基地になりました。街興しの企画もどんどん進んでいます。
誰もが幸せを感じる特別な商品もできあがりつつあります。
この話はまた詳しく紹介しますが、私と彼らは3年前に同じ未来を見たのです。
言語化して共有し、同じ未来が見えることがどれだけパワフルなことかを皆さんに知って頂きたいと思っています。