モテる人、モテない人

人間の行動ってとても面白いですよね。
（ここでの面白いは興味深いという意味です）

どうしてモテない人はずっとモテないし、モテる人は誰からもモテモテになるのでしょう。
それには「自己認知」が関係しています。
ポイントなのは「相手が自分をどう思っているのか」ではなくて「自分が自分のことをどう思っているのか」なのです。
これもまた面白いですよね。

人は皆、自分自身に対する思い込みによって人生が左右されます。
だったら凄く良い思い込みをした方がお得ってものです！

私はモテない

そう思い込んでいる人は、たまたまモテたとしても相手を疑ってしまいます。
悪い方にばかり受け取るので、やがて関係は破綻します。

私は貧乏

そう思い込んでいる人は稼いでも稼いでもお金を手放す行動に出ます。

私は能力が低い

そう思い込んでいる人は能力が低くなるような学習法をとり、さらに頭が悪くなっていきます。
代表的なのはメモ魔です。

どうしてこうなるの？

例えば、自分はモテると思っている男性と自分はモテないと思っている男性が道で歩いていて、ちょうど向こうから知り合いの女性がやってきたとします。
だんだんと近づいてきた時に、女性がふいに目をそらしたとします。
その時に、それぞれの男性の頭の中によぎる思いは完全に異なります。

• 自分はモテないと思っている男性・・・「やっぱり俺は嫌われてるから目をそらされてしまった」
• 自分はモテると思っている男性・・・「俺のことを好きだから、俺のことを見て恥ずかしくなって目をそらしたんだな」

実際に女性がどう思って目をそらしたのかはどうでもいいのです。
とにかくそう思い込んで次の行動に移ります。
モテないと思っている男性はその女性を避けてしまうでしょうし、モテると思っている男性は積極的になるでしょう。
その経験の繰り返しが「女性に対する反応パターン」を脳内に創り出してしまうのです。
そしてモテる人はどんどんモテるようになり、モテない人はどんどんモテなくなる💦
モテるモテないは顔もあるけど、顔だけじゃないのよ！
男前でもダメな人はダメなんですよね💦

そういえば私が若い頃、自分はモテると思い込んでいる大バカ者がいました。
私はバンドをやっていたので、ステージに出るときはミニスカートをはいていました。
あるときライブハウスの楽屋でミニスカートで椅子に座ったら、スカートがぐっと上がってしまったので裾が下になるように直したのです。
その時に同じバンドのモテモテくんが横に座っていたのですが、しばらく経ってから「あの時、お前は俺のことを誘っていたんだろ？」と言ってきたのです！（驚）
すごいアホです！皆さんにもこんな経験、1度や2度はあるのではないでしょうか？
彼の脳内にはモテモテ回路が出来上がっていたのでしょうね。
私にとってはアホなのですが、実際モテてましたね～。

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