未来を自由に思い描こう!未来は必ず実現する
一人ひとりが、理想の未来を描き、実現させる
その輪を広げよう
最悪な夏休み
高校3年生の夏休みのある日、私は親戚中の人達に取り囲まれていた。
「あんたのお兄ちゃん、何とかならんのか。」
「あれはあんたの母親が悪いから、息子がああなったのよ。」
「とにかく、親戚に迷惑がかからないように、あんたが何とかしなさいよ。」
「うちの子たちに迷惑がかかったら、あんたはどう責任をとってくれるの。」
その1年前、私の兄は交通事故に遭い、高額な医療費がかかるようになっていた。
痛み止めや精神薬を数十種類も飲まされた兄は、普段から朦朧とするようになり、友人たちは離れていった。
孤独だった兄を騙す詐欺師のような人達が現れて、いつのまにか数百万円の借金を背負わされていた。
更に遡って、その数年前には父親の会社が倒産していたので我が家はその借金返済にも追われていた。
火の車とはまさに我が家のことだった。
毎晩苦しがる兄
毎晩ヒステリーをおこす母
酒に浸り暴れる父
その様子を見ていた親戚たちが集まって、まだ高校生だった私を取り囲み、つるし上げたのだ。
「うちの子達に迷惑がかかったら、あんたには責任とってもらうからね。」
少し前までは優しかった叔母たちが、私に唾を吐いた。
―責任をとれと言われても、まだ高校生の私に何が出来るというのだー
心の中でそう思いながら、言い返すことも出来なかった。
私はその後、生きる気力を失っていった。
夏休みの間中、部屋に引きこもった。
同級生が大学入試や就職試験の勉強をしている中、私は、「自分には未来がない。」と思うようになっていった。
その時の私へ、今の私からアドバイスをするとしたら、「家族の事も、親戚のことも、周りの事は全て気にするな。まず自分の人生を創り上げろ。あなたには素晴らしい未来が待っている。それを勝ち取るかどうかは、あなた次第よ。」と言うと思います。
しかし今、もしも、当時の私と同じように、自分には未来が無いと思っている人がいたとしたら、同じことを言います。
「迷うな。周り雑音に耳を貸すな。未来の理想の生活を自由に思い描き、自分の人生の実現にフォーカスせよ。思い描いた未来は必ず実現する。しかしそれは、あなたが自分を信じられるかどうかにかかっている。」
人が幸せになるには、どうすれば良いのか。
私の人生の前半は常にこんな感じで、サバイバルをするのがやっとでしたから、バブル絶頂期で楽しげな同級生が羨ましかったです。
そして、人はどうやったら幸せになれるのかとずっと考えていました。
幸せと不幸せの境目はどこにあるのか。
どうやったら周りの人達と同じような幸せを手に入れられるのか。
塾経営を始める
その後、子どもを産んでからは、人が幸せになるためには「教育」が重要だと思い、我が子も地域の子ども達も、良い大学に行けるように塾を始めました。
ド田舎で大学受験に対応できる塾がなかったので自分で立ち上げました。
全国の有名塾長や東京の有名予備校の皆さんにお手伝いしていただいて、子ども達を国公立大学や有名私立大学に合格させられるようになりました。
塾生本人は、「そんなの絶対無理!」と言う大学に照準を定めて、合格まで連れて行きました。
【子ども達に、夢を見させて、お尻を叩いて頑張らせて、合格まで引っ張っていく。】
この仕事は私の天職です。
塾って素晴らしい仕事だなと思います。
でも、人が幸せになるためには、それだけでは足りませんでした。
日本の学歴は、その後の人生にはあまり役立ちません。
幸せになるための科学的な方法
ハルヒトの父、鬼丸と出会い、これまで知らなかった脳と心と人の人生のつながりを教えてもらい、自分で実践し、私の人生は大きく進化しました。
さらに自分でも学びました。
今は脳の研究や心の研究が進み、人が幸せになるためには何をすれば良いのかが、科学的にわかるようになってきたのです。
その方法を今、多くの大人の皆さんにお伝えしています。
私の天職の対象は大人へと広がりました。
【大人達が、理想の未来をクリアに描き、実現に向けて、楽しみながら走っていく。】
その伴走をするのも今の私の生きがいになりました。
一人ひとりが理想の未来を実現し、幸せになることが最高に嬉しい!(^^)!
人は幸せにならないといけないのです。
一人ひとりが幸せな人生を送り、社会全体が幸せでないと私は嫌なのです。
思い描いた未来は必ず実現します
みんなが幸せな世界を創造するーみんな天才化機構
理事長