【前編】宮古島で何が起きている?発達障害児が8年で44倍という衝撃

南の楽園で起きた異変
青い海、白い砂浜──「南の楽園」と呼ばれる美しい宮古島。そんな島で今、見過ごせない異変が起きています。先日、衝撃的なニュースが報道されました。宮古島で発達障害児が8年間で44倍にも増加したというのです。
「44倍」という数字の重み
具体的な数字を見てみましょう。
- 2013年まで:自閉症・情緒障害の子どもはゼロ
- 2014年:6人を記録
- 2022年:265人
わずか8年間で44倍。これは全国的に発達障害児が増加している中でも、極めて異常な数値です。
「診断基準の拡大」だけでは説明できない
「発達障害が増えているのは、診断基準が広がったからでは?」 「認知度が上がって、診断を受ける人が増えただけでは?」
そう思われる方もいるかもしれません。
しかし、この急激な増加は、そうした一般的な理由だけでは到底説明がつきません。特定の地域で、特定の時期から急増している──この事実には、何か明確な原因があるはずです。
2014年という転換点
注目すべきは「2014年」という年です。
それまでゼロだった発達障害児が、この年から突如として増え始めました。この時期、宮古島で一体何が変わったのでしょうか?
次回の記事では、この疑問に迫る一つの仮説について詳しくお伝えします。それは、私たちの食卓にも深く関わる、見過ごせない問題です。