【ラジオ補足記事】ゴールデンウィーク明けの“ふぬけ”から脱却！「堕落」と「成長」の境界線を越える力とは？

5月前半の「みんな天才化ch日曜版」では、ゴールデンウィーク明けのモヤモヤ感をテーマに、話はドーパミン中毒、堕落、ショート動画漬け、仮想現実…と、かなり“自由奔放”に脱線しました。
けれど、ラジオの根底には、ある本質的なテーマが流れていました。
「どうすれば、自分の力を発揮し、成長のスイッチを入れられるのか？」
今回はラジオでは語りきれなかったその本質を、補足記事としてお届けします。

◆ 嫌なことから逃げたくなるのは「普通の反応」

休暇が終わると、「また仕事か…」「学校か…」と憂鬱になる人は多いはずです。

この感情は決して弱さではなく、“人間らしさ”そのものです。
でも、「嫌なものをどう乗り越えるか」は、人によって大きく分かれます。
・日常の中に小さな「楽しみ」を見つけて、感情のバランスを取る人。
・快楽に逃げ込んで現実から目を背けてしまう人。
・「今の自分」を変えたくて、小さな行動を始める人。
この違いこそが、人生の方向性を分ける鍵です。

◆ 「ショート快楽」VS「長期幸福」…あなたはどちらを選びますか？

番組内では、「ショート動画を見続けて堕落する人生」もひとつの選択肢として語られました。
けれど、これは決して“ただの冗談”ではありません。

短期的な快楽に溺れても、満たされない現実が残り続ける限り、心の中ではずっと葛藤が起きます。
現実を直視せず短期的な快楽に溺れることはとても簡単です。
当チャンネルでも何度か取り上げましたが、その場の高揚感などで必要のない物を買ってしまうのも短期的快楽ですね。
買ったのちに「なんで買ったんだろ…金がない！」となる人も居るのではないでしょうか？
お酒に飲まれている人も短期的な快楽に溺れているのかもしれません。自身を労うためにお酒を飲んでいる方は大丈夫だと思いますが。
あとはゲームなどへの課金もそうかもしれませんね。
現実で物を買う事とは違い、こちらがどれだけ強い意志を持って購入物を守ろうとしても、他人が提供するサービスにこちらの意思は関係ありません。

現実を直視せず短期的な快楽に溺れているほうがその場はすごく楽ですよね。
ただ、現実から逃れることは出来ません。
溜まった書類、溜まった家事などはショート動画をスクロールしている間は何も変わりません。むしろ悪化していきます。

長期的な快楽とは何でしょうか？
一つには自分への投資です。これは絶対に裏切ることがありません。
自身のスキルアップ、経験の積み上げ、自身の環境をよくするための投資は長期的に自分を楽にしてくれます。
一つの視点からしか物事を見る事しか出来ないよりは、多角的な視点で見ることが出来たほうがいいのではないでしょうか？
ひたすら消費者目線で生きていく事を否定はしません。
消費者が何を求めているのか、こちらは何を提供できるのか、視点が一つ増えるだけで豊かになると思いませんか？

◆ 「成長」か「安定」かではなく、自分で“選べる力”を

一度ビジネスが軌道に乗ると、それ以上成長を望まず安定を求める人もいます。
一方で、周囲に反対されても挑戦をやめない人もいます。

このどちらが正解ということはありません。

重要なのは、自分の「人生のステージ」を正しく把握し、その時その時の最適解を“自分で”選び取れること。
それができる人こそ、「社会に貢献できる、楽しめる天才」だと私たちは考えます。

「成長」と「安定」は同時に使用することが出来ないカードです。
成長と安定は、アクセルとブレーキのようなものです。スピードを出して遠くへ行こうとすれば安定は失われ、安定を優先すれば遠くへは行けません。事業も同じで、拡大を目指すなら常に変化とリスクを受け入れる覚悟が必要です。

現在安定した生活を送れている人。例えば、家庭を持ち、家を購入し、会社で着々と出世している人など。
安定している人は成長を拒みます。
成長する過程、結果にて現在の安定とは違う結末を迎える”かもしれない”ことを恐れているからです。
家庭が崩壊するかもしれない、マイホームを手放すかもしれない、このような不安が成長することを妨げます。
現状維持本能が働き、安定している人は安定を守ろうとします。

逆に現在安定していない人は成長のカードを取るしかありません。
安定と言えない状況ならば、自分を安定させる為に動き続け自分と周りの環境を変える必要があります。
その結果安定を得ることが出来るかは本人次第です。

◆ スキルアップの本質は、「思考と行動を一致させること」

何かを「やりたい」と思っても行動に移せない。

「やるべきだ」とわかっていても気持ちがついてこない。

「仕事はやりたくねぇ休みてぇ、でも金は欲しい」「美しくなるために痩せたい、でもこのケーキはやめられない」など、誰もが日常の色々なところにこのズレを持って生活しています。
このズレが無く物事がトントン拍子に進んだ経験が多かれ少なかれだれしもあるはずです。

ラジオで登場した「バーベキューしたいなら買い出しに行く」という例のように、思考と行動が一致したとき、私たちの中の“天才性”が自然に動き出します。

◆ 今の自分を「なんとかしたい」あなたへ

ラジオ内で語られた「堕落」と「成長」のあいだ。

その狭間に立つあなたが「何かを変えたい」と思ったなら、もう“天才スイッチ”は入りかけています。
ただ「何かを変えたい」と願っている人は大勢います。本当に動いているのは一部の人だけです。
多くの人が「今年は○○してやる」と目標を立てますが、1か月もしたら忘れているのではないでしょうか？
そしてその立てた目標がゴールではなく、ただの通過点である人が非常に多いです。
「何かを変えたい」と思っているなら、考えている事を言い訳に行動を止めず、動き続けるべきです。

ゆめのたね放送局で2025年5月4日（日）朝7時30分に配信された「みんな天才化チャンネル日曜版」のアーカイブ音源。
ゆめのたね放送局から許可を得て掲載しています。