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みん天ラジオ

みんな天才化ch日曜版 歴史に潜むイギリスのお話

歴史って、正しいかどうかより「自分がどう考えるか」が大事だよね

この文章はハルヒトが久しぶりに書いています。
みんな天才化chの日曜版、4月1週目では「歴史」をテーマにお話ししました。歴史って、事実が正しいか間違ってるかを追求するのも大事だけど、それ以上に「自分はどう考えるのか」が大切だと僕は思うんです。だって、歴史に100%の正確さを求めるのって、正直言ってほぼ不可能じゃないですか? 自分が生きてきた歴史だって、記憶が曖昧だったり、自分の中でちょっと改ざんしちゃってたりしますよね。この話はまた今度ゆっくりしたいな。

今回のテーマ:イギリスが歴史に与えた影響

さて、今回の大きなテーマは「歴史にはイギリスがめっちゃ関わってる!」って話。イギリスって聞くと、皆さんは何を思い浮かべますか? 大英博物館? 「メシマズ国」ってネタ? それとも女王陛下? 色々あると思います。歴史好きなら、「太陽の沈まない国」って呼ばれた時代を思い出す人もいるかも。一時期、世界の陸地の4分の1を支配してたってすごいですよね。どこかの植民地で必ず太陽が昇ってるから、そんなカッコいい名前がついたんです。

特にここ500年の近代史では、イギリスの影響がめっちゃ大きい。でも、その裏側って意外と表に出てこないことも多いんです。最近のニュースとか身近な話題をベースに、ラジオでそんなイギリスの話をしてみました。

パレスチナ問題の裏にイギリスが?

2023年10月、パレスチナとイスラエルの戦争が始まりました。このニュースを見て、「この地域で初めての戦争?」って思った人もいるかもしれません。でも実は、この問題の根っこにはイギリスが関わってるんです。大西洋に浮かぶイギリスと中東の戦争がどう繋がるの?って不思議ですよね。

イギリスの「三枚舌外交」って何?

今から約110年前、イギリスは3つの大事な協定を結びました。それがこれ。

  • 1915年10月:フサイン=マクマホン協定(アラブの独立を約束・公開)
  • 1916年5月:サイクス・ピコ協定(英仏露で中東を分割・秘密)
  • 1917年11月:バルフォア宣言(パレスチナにユダヤ人の居住地を・公開)

この3つが、今のパレスチナ問題に繋がってるんです。

たとえ話で考えてみよう

ちょっとイメージしてみてください。AさんがBさん、Cさん、Dさんに「同じ土地をあげるよ」って約束したとします。それが山奥の小さな土地ならまだしも、銀座の一等地だったら? Bさん、Cさん、Dさん、絶対喧嘩になりますよね。簡単に言うと、イギリスがやったのはこんな感じ。ある国には「分割統治しようぜ」と持ちかけたり、ある民族には「ここあげるよ」と約束したり。めっちゃ矛盾してるでしょ?

この3つの協定が結ばれたのは、第一次世界大戦の真っ最中。イギリスはオスマン帝国に対抗するために、アラブ人とユダヤ人の両方にパレスチナをチラつかせて味方につけたんです。フサイン=マクマホン協定ではアラブ人に独立を約束しつつ、バルフォア宣言ではユダヤ人に「ここに民族の郷土を作っていいよ」って言っちゃって。で、1948年にイスラエルが建国されて、今に至るわけです。

戦争の「理由」に目を向けてみて

ニュースだと「戦争が起きた!」っていう現象ばっかり取り上げられるけど、戦争って理由があって起きるもの。パレスチナとイスラエルの状況や、悲惨な被害ばかりが報道されるけど、その歴史的背景ってあんまりスポット当たらないですよね。日本だって尖閣諸島や北方領土の問題を抱えてるし、領土問題って身近な話でもあるんです。

通貨発行権と中央銀行の話

ちょっと話題変わるけど、アメリカ大統領選で「FRB廃止」って言葉を聞いたことある人いるかな? FRBって日本でいう日本銀行みたいなもので、通貨を発行する権利を持った中央銀行です。よく「政府の子会社」とか言われるけど、歴史を紐解くと面白い話が出てきます。

中央銀行のシステムを作った一家がいるんです。それがロスチャイルド一族。名前くらいは聞いたことあるかも? 「陰謀論だ!」って言う人もいるけど、そこは皆さんの解釈に任せますね。この一家、17~18世紀から活躍してて、ドイツ、オーストリア、イギリス、イタリア、フランスに中央銀行を作っちゃったんです。

銀行ってどうやって儲けてるの?

銀行の儲け方ってシンプル。お金を貸して、利息つけて返してもらうことで利益を得るんです。借りるのが企業や個人ならわかるけど、それが国家だったら? 企業は借りたお金で事業を回して利益を出せば返せるけど、国家の場合は国民がその負担を背負う。中央銀行に利息付きで返すには税収を増やすしかなくて、結局税金が上がるって仕組みです。

通貨単位に隠された秘密

話が逸れちゃったけど、イギリスが植民地支配してた場所の通貨って「ドル」が多いんです。アメリカドル、オーストラリアドル、香港ドルとかね。中央銀行のシステムってヨーロッパから広がって、今じゃ多くの国にあるんですよ。ちなみに、通貨発行権を政府に戻そうとしたアメリカ大統領が暗殺された話もあるけど…これはまた別の機会に。

紅茶とダイヤモンドの裏側

イギリスっぽいものって言えば紅茶とダイヤモンド。でもその裏には、植民地支配や資源略奪の歴史があるんです。18世紀、イギリスは中国から茶を輸入してたけど、銀がどんどん流出して困ってた。そこで、インドでアヘンを育てて中国に売りつけて、茶の代金を捻出。これがアヘン戦争に繋がったんです。茶葉を手に入れるために産業スパイを送り込んだりもしてて、その茶葉を植民地で育てて紅茶を安くしたんです。

ダイヤモンドも同じ。アフリカの植民地で採掘されたものが多くて、現地の人は過酷な労働を強いられてました。普段楽しんでる紅茶やダイヤモンドが、そんな歴史と繋がってるって知ると、ちょっと考えちゃいますよね。

最後に

今回話したのはイギリスの歴史の一部にすぎなくて、全部説明するのは無理があるくらい深い話です。アメリカが海で紅茶淹れてキレられた話(ボストン茶会事件ね)とかもあるけど、イギリスの影響ってどこまで響いてるんだろう? 日本にも関わってて、日露戦争の時、イギリスと同盟してたから勝てた部分もあるんです。

ネットじゃ「ブリ〇ス」なんて呼ばれてたりするイギリスだけど、今回ラジオで話したこと、記事に書いたことを「信じろ!」って押し付ける気はないです。
ただ、起こった出来事に反応するだけじゃなくて、「なんでそうなったの?」って考えてみてほしいなって。
人間関係でも、イライラが積み重なって爆発する時と一瞬でキレる時があるみたいに、歴史も同じだと思うんです。

ゆめのたね放送局で2025年4月6日(日)朝7時30分に配信された「みんな天才化チャンネル日曜版」のアーカイブ音源。
ゆめのたね放送局から許可を得て掲載しています。

 

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