「速読は本当か」に答えます

みん天のHyper Genius Methodのページ を「これって本当だろうか」と疑いの目で見ている方もいらっしゃるかもしれませんね。
1冊の本を数分で読んでしまう人たち…
怪しいですよね 笑
この人たちの動画を見て、俄かには信じられないというのが本音だと思います。
その気持ちはよく解ります。
ですが、私、断言します。
速読は誰でもできます。
貴方だけでなく、人間であれば誰でも、生まれながらに持っている能力です。
なので、もしも貴方が速読に興味を持ってこの記事を読んでくださっているとしたら、【速読の練習】とか【速読を習う】なんていう発想は捨てて、元々持っている能力を取り戻す発想に変えましょう。
学校教育で失う速読能力
小さな子どもを見ていると誰もが絵本をパラパラをめくります。
その様子を見て、大人は読んでいるわけがないと思うのですが、あれって読めているのです。
小さな子どもは本の内容を上手に表現できないので余計に大人は読めていないと思ってしまうのですが、幼児教育をやってみるとよく解ります。
子どもは一瞬で認識するのです。
幼児教育現場ではカードを使って子どもに知識を教えていくのですが、カードを見せるのはほんと一瞬です。
そしてカードを見せるスピードが速ければ速いほど子どもの記憶には残ります。
不思議ですよね?
でも、これが多分人間のデフォルトなのです。
もしも大人が変な声掛けをしなければ、このまま大きくなる筈なのです。
しかしこの能力を失う原因になるのが小学校教育です。
幼児教育を受けていた時代は天才だったのに、小学校に入るとだんだんと凡人化していくのは、これが理由のひとつでもあります。
「小さな頃は天才、大きくなったらタダノ人」とよく言われますが、これが当たり前だと思ってはいけません。
小学校に入ると、ゆっくりと読むように指導されるので、そこから私たちは遅読がデフォルトとなります。
- 助詞のひっかけ問題
- 漢字テスト
- 丸暗記
これらは正確に読むことにはプラスなのですが、速く読む能力は失うというか、忘れてしまうのです。
学校教育で刷り込まれた変な暗示を取り去って、感覚のつなぎ直しを行えば速読能力を取り戻せます。
本を読む目的に応じて、緩急自在に読めるようになります。
前回の記事でご紹介した大井さんのように、誰でもサクッと1冊、頭の中に情報インプットが可能になります。
次回は速読にまつわる誤解についてお話をします。