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思いやり、進化、発展-心の無い不登校対策に思う

心の無い不毛な不登校対策

自らを省みる姿勢が無い大人には進化も発展も無い

 

思いやりも進化も発展も、全くないのが日本の公教育だなと思います。
頑張っている先生がいらっしゃることは重々承知です。そういう先生方は文科省にサッサと見切りをつけて、まともな教育を自ら創り上げてください。

事業が上手くいかなくなった時、自らを省みるのが私たち一般の事業主です。国民の血税を扱う公共事業者である文科省は、そんな事は一切お構いなしなのでしょうね。
不登校の子供たちは、あなたのサービス(文科省の教育サービス)は、たとえ無料でも、受ける気がしません!と、NOをつきつけているというのに、当の文科省のお役人たちは自分を省みる気が全く無いようです。

今年も不登校児の数は過去最高をマークしました。
そこで永岡文科相が提示した不登校対策というのが…


https://www.kyobun.co.jp/news/20230214_06/

 

これを読んで、貴方はどう思いますか?
文科省は自らを省みようとは、これっぽっちも思っていないのだなと私は思います。

  1. 不登校の児童生徒の全てに学びの場を確保し…
    不登校の子供たちは文科省や教育委員会や学校を信頼できなくなったから不登校なのです。その子どもたちが、文科省が用意した学びの場に行くと思いますか?
  2. 子どもたちの心にある小さなSOSを見逃さず…
    では、これまではどうだったのですか?これまでは見逃していたというのなら、これまでの怠慢を先ず反省してください。
    そして、どうやったら信頼を取り戻せるのかを先ず考えてください。
  3. 学校を「みんなが安心して学べる場所」にする
    今までは、そうではなかったと認めるのですね。では、そんな場所しか用意できない国が、これからはどうやって「安心できる場所」を作れるのか、先ずはそこを説明してください。
  4. 実効性ある取り組みを行うため、「不登校」を科学的に把握する。
    不登校の子どもたちが、まるで「特別な子」であるかのような言いがかりはやめてください。

どうでしょうか。
国は、自らを省みる気持ちは全く無いように思うのですが、貴方はどう思いますか?

不登校の児童生徒数が過去最高にのぼったと、これほどの危機が訪れたなら、自分たちがやってきたことを100%否定して、新しい教育を作り出すくらいの努力はしても良いのではないかと思うのですが、
この「不登校対策の方向性」を読む限りでは、文科省は、自分たちは正しい。間違っているのは不登校の子供たちだと信じ切っているのだと、私は受け取ってしまいます。
だって、自分たちに対する文言は一言も無いのですから。

子ども達にたいする思いやりがあってこそ、自分たちも進化し、発展するのではないかと思います。

思いやりのかけらもない不登校対策に心から悲しさをおぼえます。

傲慢な霞が関のお役人の皆さん、あなたに心はあるのですか。

 

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