fbpx
  1. HOME
  2. ブログ
  3. 天才化する記事
  4. 国連を調べてみよう!Monthly Study

天才化ブログ

読むと天才化する記事

天才化する記事

国連を調べてみよう!Monthly Study

世界平和を守る正義の味方?

みんな天才化機構認定塾では、月ごとに共通の課題を調べています。
先月と今月は「国連」です。

以下は学習塾広学のある生徒(Yさん)のレポートと講師からの返信です。

1回目

国連について
第二次世界大戦を防げなかった国際連盟の様々な反省を踏まえ1945年10月24日に51か国の加盟国で設立された。
主な活動目的は、国際平和と安全維持・経済、社会、文化などに関する国際協力の実現だそうです。その他の記事での国連のあり方について、①全世界の平和を守ること②各国間の友好関係を発展させること。③貧しい人々の生活を向上させ、飢えと病気と非識字を克服し、互いの権利と自由の尊重を促進するために共同で努力すること。④各国がこれらの目標を達成できるように助けるために中心的役割を果たすこと。

今までの出来事(国連が出来る前)
今の国連が出来る前、第一次世界大戦後の1919年にも、国際連盟という国際機関が作られました。しかし残念なことにアメリカなどが参加せず、また、国際連盟にはその決定を世界の国々に強制する制限がなかったそうです。そのため当時ヨーロッパで起きていた紛争を食い止めることが出来ず、第二次世界大戦が起きてしまい、国際連盟は失敗に終わったそうです。しかし国際連盟は世界的な機関への夢を生み出し、その結果国連がアメリカやヨーロッパを中心に作られたそうです。
今日は国連について調べて同じような内容の記事もありました。国連をあまり知らなくて、まだぴんと来ていないところもあります。国連ができたのも、一回の失敗を踏まえて出来ていると、書いてあり、びっくりしました。疑問に思うことは、どうして一回目の1919年にアメリカなどは加盟しなかったのが疑問に思いました。何か理由があったのかななどを思うので今度また、調べたいと思いました。

引用終わり

私たち共通の前提として、物事を調べるときには

  • まずは全てを疑え
  • 賛否両論からの意見をみよう
  • お金の流れを追え

というものがあります。

講師の指導
Yさん、レポートありがとうね。
ただYさんのレポートは、国連の良い面だけにフォーカスされていて、悪い面も見た意見が書いてないよね。
どんなことでも、①まずは全てを疑う②賛否両論の立場から見る③お金の流れを追うという3つを基本として調べてみてください。

 

それに対する2回めのレポート

今日は、前回に国連を調べてみて、疑うことがあまりできず、すんなりと信用していて、国連が果たさないといけない課題はまだまだあって、全世界の平和などを考えるのも、いまだに世界では多くの紛争やテロなど、がある今ではコロナウイルスの影響で世界の多くの人が苦しんだり、悲しんだりまとめて、「平和」と言える世界ではない。
なぜ、戦争が起こるのか
・経済が上手くいかなくなり、人々の生活が苦しくなると、時の権力は、人々の不満が反権力に向かわないように、架空の敵を作って敵愾心を煽り、一時の求心力を得ようとする。そこから始まったりする。
戦争が起こる原因
・資源の奪い合い 鉱山資源などが取れるところなどでは、「紛争鉱物」が起こる。
・民族同士の対立
異なる民族のため、考えが異なるなどして「民族紛争」などが起こる。
・異なる宗教同士の対立 宗教の考え方の違いから、起こる争いを「宗教紛争」という。・土地の奪い合い 国境が明確でなかったり、国境線の主張が異なるときにおこる争いを、「国境紛争」というそうです。途上国では国境がはっきりしていないことが多く、国境紛争がよくみられるそうです。
そこから、どのような問題をまずは解決しないといけないのか?
・紛争や、内戦・デモ・テロ世界平和の実現には様々な問題を解決しないといけないが、まずは紛争や迫害により、故郷を奪われてしまう難民問題が深刻です。難民の多くは隣の国へ行ったり、近くの国へ避難しています。難民者を受け入れる国もあるそうです。その難民者はキャンプのような生活で家もない状態です。まずは、戦争が起こらないように防ぐことも大切ですが、生きている、人々が元の生活ができるように支援をしてあげることが一番の課題。家がないことは、とても苦しい、今ある命を大切にしてその人たちの安全な環境を守ることもひとつの課題。
世界全体で、何かの問題を解決したとしても、世界は広くまた次の問題が出てくると私は思います。だから「全世界が平和」という世界がこれてないのかなとも考えます。戦争ばかりしたい人なんて、いないと思う。何らかの思いから大きな戦争へとつながっていく。
まだ国連の全世界の平和は守り切れてはいない。何もしてないわけでもなく、解決しきれていない。

 

講師からの問い
まず、反対の立場から考えてみよう
戦争ばかりしたい人なんて、いないと思う。とYさんは書いているけれど、第二次世界大戦で敗戦して国中が火の海になった日本人はそう思うよね。
でも、勝ったほうはどうでしょうか。
戦争をやめたいと思うかな?戦勝国の政府はどう?国民はどう?

②日本が勝った時、日本人はどうだっただろう?
日本は明治維新以来、世界の様々な国と戦争をしています。そして勝利したこともあります。
その時の政府と国民の反応はどうだったでしょうか。

③お金の流れから考えてみよう
また、内戦がある国は経済活動ができていないのに、どうして銃弾とか戦車とかを手に入れられるのだろう?
兵器は安いのかな?高いのかな?
どんなお金の流れがあるのでしょう?
これまでの内戦でのお金の流れや
日本がこれまで関わってきた戦争で、どんなお金の流れがあったのか調べてみましょう。

引用終わり

 

この問に対する返信はまだ来ていません。

私たちは国連について、2年前にも課題を出しています。

その時は
「広島や長崎では毎年、核兵器の廃絶を目指して署名活動をし、国連に提出しています。しかし、何の変化もありません。何かもっと違った活動をするべきではないでしょうか。
どうしてこの活動が実らないのか、国連というのはどんな団体なのか、そして、もっと実りのある活動は何をすれば良いのか、考えてみよう!」という問いを投げかけました。

もっと実りのある活動は何かという答えは出ませんでした。

でも、子どもたちは「常任理事国は全て核保有国です。核が必要だと思っている国々に対して、核兵器廃絶を署名で嘆願しても、たぶん無理です。」という答えを出しました。
毎年「当たり前のように行っていること」だから、なんとも思わずに署名活動に参加していた。と後から子どもたちは言ってくれました。

私たちは子どもたちが「これが普通だ」と思っていることを、これからも問うていきます。

「これが普通だ」という感覚を打ち破ってこそ、新しいものが見えてきます。

 

子供も大人も常識を打ち破れ!!

関連記事