心の傷
心の傷を何とかしたい人へ
過去に起きた悲しかったこと辛かったことに心が囚われている方、何とかしましょう!
そんな状態では前に進めませんから、次の4つを実践してみてください
- 今の自分に起きている問題ではないと自覚すること
- 常に自分目線な自分に気付こう
- 辛かった経験を誰かのために役立てよう
- 辛いことを経験し素敵な貴方に成長してくれた自分自身に感謝しよう
1.今起きている問題ではないとハッキリと自分の心に伝えよう
人間の脳は軽く時空を超えます。
終わった事なのに、その時の自分に戻って悲しんでいるのです。
しかしそれは今の自分におこっているわけではありません。
曾祖母の話
私の曾祖母は100歳近くまで生きました。
明治生まれの人でした。
曾祖母が時折、昔の苦労話をしてくれるのですが、特に自分の息子が近所の人に虐められた話は何度も何度も繰り返し話してくれました。
その度に涙を流しながら話してくれるのですが、それは昭和初期、戦前の話で曾祖母の息子も虐めた近所の人も全員亡くなっているのです。
祖母の脳が時空を超えて過去に戻り、その時の自分の感情を引き出して泣いているのです。
人って興味深いですね。
何故こんなことをするのでしょうか。
2.視点を変えてみる
過去の心の傷を思い出して悲しんでいる時は、常に自分目線で悲しんでいます。
他の人の視点でみると貴方の問題がどう映るのかを考えてみるのも、悲しみのループから抜け出す手立てとなります。
- その時の相手はどう思っていたのか もしも自分が相手の立場だったらどうしていただろうか。
- 今の自分がその時の自分に会いにいけるとしたら、どんなアドバイスをするのか
- その時の自分と同じことを友達がされていたら自分はどうしただろうか
- その時と同じことが全くの他人におきていて、自分はそれを客観的に見ているとしたら自分はどうするだろうか
- 貴方が動物だったとして、傷つけたり傷つけられたりする人間の営みを、動物の貴方は何て思うでしょうか
等など、視点を変えて自分におきた出来事を見てみましょう。
3.辛かった経験が誰かの役に立てられるか考えてみましょう
貴方の経験を誰かの役に立つように変えてみましょう。
貴方の心の傷が誰かの役に立つとしたら、これほど素晴らしいことはありません。
辛かった経験は素晴らしい経験へと変わります。
常に自分の悲しみにフォーカスを向けていると、たぶん乗り越えられません。
世の中には貴方と似たような経験をして悲しんでいる人が多分大勢います。
貴方はきっとそういう人達を助けることができます。
そうなったとき過去の悲しい出来事は貴方の心の中で意味付けが変わるのです。
自分に感謝してください
辛い目に遭ったにもかかわらず、今の貴方のように素晴らしい人に成長してくれた自分に感謝してください。
これが一番大切です。
しかし何故4番目なのかというと、これが一番難しいからです。
頭の中で理解ができたとしても、実感として自分の存在がありがたいと感じられるのは、もう少し後かもしれません。
自分のことを好きになれて、心の底から自分に感謝できるようになると人生が拓けます
《脳と心の覚醒プログラム》
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