子ども合宿テーマ:AIを賢く使う

AIを使うのか、AIに使われるのか
今回の子ども合宿のテーマは「AI」です。
みん天では2018年の設立当初より「AIに使われない人を育てる」ことを掲げていました。
AIのように便利なものが登場すると、AIを使うのではなく、AIに使われる人が大多数になると考えたからです。
今まさに、その時が来ました。
便利になると頭を使わなくなる
例えばスマホの登場で私たちは以前より頭を使わなくなりました。
携帯電話が無かった頃は、よく電話する相手先の番号は全て覚えていました。
初めて訪れる場所は事前に地図で調べて、スマホのナビが無くてもたどり着いていました。
今の若者は常にスマホの電卓を使っているので割り勘の計算など暗算できないお子さんが多いです。
スマホレベルでこれですから、AIを使うとどうなるでしょうか。
ますます自分の頭を使わなくなるのは目に見えています。
AIにコントロールされないように
頭を使わなくなったうえに、子ども達は(大人もですが)AIを信じるので、AIをコントロールしている側が少し操作するだけで、彼らの思い通りにコントロールされてしまいます。
例えば、「健康には〇〇が良い」といった情報です。
AIはあらゆる情報を知っていて、その人が好みそうな品目を挙げてくるでしょう。
こうなると殆どテレビと同じです。
ですが、テレビよりもピンポイントで好みを分析してくるので、よりたちが悪いとも言えます。
AIをつくっている側が商業主義になると私たちは簡単なターゲットとなるのです。
これを踏まえて、実際にAIを使ってみます。
可能であれば何かのガジェットを作成したいと考えています。
またAIに使われない人とは人間らしさを十分に発揮できる人です。
学校で習うようなスキルは全てAIの方が上になってしまった今、人間に出来てAIには出来ないことは何なのかを教えます。