みん天×広学【子ども合宿】終了しました!

子どもたちの驚くべき成長を目の当たりにした「子ども合宿」の記録
先日開催した「子ども合宿」で、私は改めて 子どもたちの成長力の素晴らしさ を実感しました。
毎回そうですが、子どもたちはわずか数日間で見違えるほど変わります。
最初は緊張して目も合わせられなかった子が、仲間と本音をぶつけ合い、助け合い、最終日には笑顔で肩を並べているのです。
学校ではなかなか友達ができないお子さんも、この合宿では自然に仲間ができます。
それは、ただ遊んでいるからではありません。
共同生活の中で「本物のつながり」を経験できるからです。
共同生活が育てる「本当の自己肯定感」
合宿では、子どもたちが自分たちの力で食事を作り、掃除や洗濯も行います。
普段ならお母さんやお父さんがやってくれることを、すべて自分たちでやるのです。
最初は「できない」「めんどくさい」と口にする子もいますが、少しずつ段取りを覚え、失敗を重ねながらもやり遂げることで、自立心 が育まれます。
私はいつもこの姿を見て思います。
褒めて伸ばすのも大切ですが、それだけでは表面的な自己肯定感にしかなりません。
本当に子どもを強くするのは、「自分でできた!」という実感です。
「成長の気づき」が子どもたちの未来を変える
一日の終わりに「今日、君が成長したことは何か?」と尋ねると、多くの子どもは最初、すぐには答えられません。
これは悲しいことですが、日本の教育や社会には「自分を否定することが美徳」という風潮があり、自分の成長や良さを言葉にする習慣がないのです。
しかし、この合宿を通じて少しずつ子どもたちは 「自分の良さを見つける力」 を身につけます。
自分の良さを認められるようになると、自然に他人の良さも見つけられるようになるのです。
そして、その土台の上で行う比較は、ただの劣等感を生む「悪い比較」ではなく、
「もっと成長したい、もっと頑張ろう!」
という前向きな「良い比較」に変わります。
合宿で変わったSくんの話
今回参加してくれたSくんは、初日の自己紹介でこう言いました。
「僕は引きこもりです。」
しかし、最終日には
「僕はなんで引きこもってなきゃいけないの?それっておかしいよね。」
と、自分に向き合う言葉を口にしたのです。
彼は他の子どもたちが夢中で好きなことに取り組む姿を見て、
「自分も何かに熱中したい!」
という気持ちを持つようになりました。
わずか数日間で、子どもの価値観がここまで変わる。
これこそが、子ども合宿の魅力だと思います。
学びと体験が詰まった特別な時間
今回の合宿では、遊びだけでなくたくさんの学びがありました。
- カヌー体験
水の中に落ちる練習を通して「勇気を出して挑戦すること」の大切さを体感しました。
- 縄文の森の探検
島根県三瓶山4000年前の噴火により、奇跡的に内部が生木のまま密閉保存された状態で残った「小豆原埋没林」を見学しました。
- 平和公園の訪問
戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさ、そして平和を守るための憲法の大切さを子どもたちの心に刻みました。
- プールや広島名物グルメを堪能
たっぷり遊んで、異文化や郷土文化も楽しむことができました。
- ゲームで算数
人生ゲームでマイナスの概念を学びます
- 美味しい食事
みん天では手作りの美味しさにこだわっています
自然に生まれる「仲間意識」と「助け合い」
何よりも感動するのは、合宿の中で子どもたちが自然に助け合う姿です。
困っている子にそっと手を差し伸べたり、年下の子をリードしたり、誰も指示していないのにお互いを支え合います。
その姿はまさに、本物のチーム。
この瞬間を見るたびに、「この合宿はやめられない」と心から思います。
あなたのお子さんにも、この経験を
今の子どもたちは便利で安全な環境にいますが、だからこそ「本当の自信」を持ちにくい時代です。
子ども合宿は、日常では得られない挑戦や喜び、仲間との深いつながりを経験できる場所です。
自立心を育てたい、強い自己肯定感を持たせたい、友達との本物の絆を作ってほしい。
そんな想いを持つお父さんお母さんにこそ、この合宿を知っていただきたいのです。
きっとお子さんが帰ってきたとき、
「こんなに成長するなんて!」
と驚かれることでしょう。
次回の募集もすぐに埋まってしまう可能性があります。
もし少しでも興味をお持ちなら、ぜひお子さんにこの特別な体験をプレゼントしてください。