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【日本の国語教育】文科省ー時間とお金、費やすところが全く違うよ!

9月29日の教育新聞の記事
高校国語の科目は再検討が必要WG初会合で論点の一つに

この記事には
小学校から高校、そして社会・大学へつながる思考力・表現力育成のため、高校科目のあり方を再検討します。「聞く・読む」「話す・書く」の学習過程や文章の系統性を整理し、高校必履修科目を中学との接続を意識しつつ、生徒の進路に合わせた幅広い選択肢を設けることが課題
ということが書いてあります。

これ、やってることがダメだと思う。
高校の国語を何とかするまえに小中学校の国語を何とかしてレベルを上げた方が良いと思う。
時間とお金をかけるところが違うと思う。
国語の専門家を集めるなら高校の前に小中学校の国語をしっかり検討してほしい。
高校国語は制度をどうこうするよりも今の国語教員のレベルをアップさせることに時間とお金をかけた方がはやいと思う。
テコ入れが必要なところも、お金をかけるところも、考え方が全く逆。
だから何度も教育改革を行っても結果が出ないのだと思う。

全国学力テストの結果が文科省教育の結果

小中学生の全国学力テストでは、いつも前回を下回ったとか、計算はできるけど文章題は正答率が低いとか、そんなことばかりニュースになる。
要は文章が読めていないし思考力を育ってないよと毎回結果が出ているのだ。
これ、一番悪いのは文科省では?と最近思うようになってきた。

子どものテスト結果が悪いということを現場の先生のせいとか、家庭のせいとか、子どもの生まれつきの能力のせいだとか、あれこれ理由はあるかもしれないが、だったらそれに合わせた教育に変えて行くのが文科省の仕事なんじゃないだろうか。
そしてその結果がダメって出ているのだから、文科省はもっと真摯に自分断ちのやり方を変えなくちゃいけないと思う。
もっとドラスティックな改革が必要なのだろうと思う。
今の考え方もやってること、全てダメって結果が出ているのだから、文科省で上の方に居る人たちは責任を取ってサッサとやめたら良いと思う。

低学年のうちに国語力を育まないと

思考力を支えるのは国語力。国語を何とかしない限り、何をどう教えても結果は芳しくないのは当たり前。
しかも年齢が低いうちに何とかしないと後々大きな差がついてしまう。
一刻も早く、小学校の国語教育を変えてもらいたい。

どうすれば良いのか。私の考え

日経新聞に、家にある本の冊数が多い家庭の子が、成績がよかったと別の記事もある。→こちら
それが結論を物語っているようなものだと私は思う。

小学生のうちに接する本の量が少なすぎると思う。
それに小学生の国語の教科書のうすっぺらいこと!
しかも学校の教科書って良い小説や良い作品の切り貼りだ。

こどもはもっと沢山読めます。
そして読んだ本の数だけ頭が良くなります。
人間は言葉を使って思考するので、沢山の言葉が感覚的に身についているかどうかによって思考力に差がついてくる。
言葉を感覚的に身につけるには、沢山本を読んで、沢山人と話す事が必要。

  • 海外の人に費やすお金があるならば
  • ワーキンググループとか言って、無駄な時間とお金をおじさんたちに費やすのならば

日本の子どもたち全員に毎月1冊ずつ本を買ってあげて欲しい。
そして毎月読んだ本の感想を、誰にも否定されないで自由に語り合える授業をしてほしい。
それだけで随分子どもの思考力はアップすると思う。

時間とお金、費やすところが全然ちがうと思います!

皆さんはどう思いますか?

 

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